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中華料理の定番酢豚
今回は酢豚について語ります。
酢豚(すぶた)とは、角切りの骨付き豚肉を用い、衣をつけて油で揚げ、甘酢あんをからませた広東料理です。広東料理の特徴はあまり唐辛子や山椒を使わず、どちらかといえば甘いソースで味を使た料理が多いです。
香港で食べる料理とかも広東料理の一種ですね。「酢豚」のほかに「叉焼(チャーシャオ)」「烤鴨(カオヤー)」「雲吞(ワンタン)」など日本人の口に合う味付けのものが多いと思います。
香港にはおいしい広東料理屋さんが多いですね。
ちなみに「酢豚」という名称は日本で呼ばれているもので、本場中国では「糖酢排骨(タンツーバイグウ)」と呼ばれています。 糖酢とはその名の通り砂糖とお酢をメインで味付けをした甘酸っぱいソースで、 排骨とはスペアリブのことです。
また地方によっては「咕老肉 (グーラオロウ)」と呼ばれています。
酢豚の作り方
作り方はスペアリブ( 肋骨部分の豚肉)を揚げてから片栗粉を解いたソースに絡めます。
スペアリブが用意できない場合は、豚のモモ、ロース、バラ、ブロックなどで代用可能です。
スペアリブをいちいち細かく切るのも大変ですからね。あれは大きな中華包丁と切り株みたいな中華まな板があってこそ成せる技ですからね!
ソースは「お酢」、「砂糖」、「醤油」ベースですが、お好みでケチャップやオイスターソースをいれても良いと思います。ソースを鍋に加える際は具材を端によせ中央の空いたスペースに一気に流しこむことで、水溶き片栗粉に均一に火が入り、ダマになりにくいです。
本場の中国ではスペアリブがメインなので野菜はあまり入れませんが、日本風にお好みで玉ねぎ、にんじん、ピーマン、シイタケなどを素揚げしてからあんに一緒に和えてもよいでしょう!
また、アレンジとして黒酢を使用した北京風黒酢酢豚や、豚肉の代わりにむねの肉またはもも肉を揚げた「酢鶏」もおいしいですよ。
また、脂っぽいのが嫌いな方は、肉を揚げない方法もあります。
片栗粉をまぶした肉を野菜とともにフライパンで炒めてしまえば、ヘルシーな中華料理の出来上がりです。
食欲の下がる真夏などは、ショウガとともに炒めればさわやかな香りが立ち、食用増進につながりますね!
是非お試しください。
※私がおすすめする中華料理の調味料
最近はお家時間がふえたことによりご家庭で食事をする機会が多いですね。
ご家庭でも手軽に中華料理を楽しめる万能な調味料をいくつかご紹介いたします。
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≫創味食品 シャンタン ペーストタイプ 中華スープの素:万能調味料。これさえあれば中華風に。
≫高級中華スープの素 味覇ウェイパー:定番の中華スープの素。
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≫永川 豆鼓 250g:中華料理に欠かせない隠し味。家庭料理から本場の味に1歩近づきます。
≫老干媽 ラー油:風味豊かな本場のラー油。餃子や炒め物に合わせてください。
その他以前紹介した中華料理のブログはこちらからご覧ください。