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【棒棒鶏】暑いのでバンバンジーを語ります~チャイニーズ・キュイジーヌ~

バンバンジー

目次

棒棒鶏とは?

棒棒鶏トップ

日本でおなじみのこの容姿、棒棒鶏(バンバンジー)。

細く割いた蒸し鶏によく冷えたキュウリやトマトをトッピングしてゴマダレをかけた定番の中華料理ですね。

なぜ棒棒鶏と呼ばれるかというと、焼いた鶏肉を棒で叩いて柔らかくしたことから、「」の漢字が使われたと言われていますが、本当の由来は定かではないです。

私自身台湾に10年住んでいましたが、棒棒鶏というメニューを見たことはないです。

台湾は中国から離れているといっても、同じ中華系なので基本的に中国全土の料理が食べれます(味付けは多少違いますが)。よく台湾人がいうのが中国大陸の料理は塩味が強いとか脂っぽいなどです。

逆に中国大陸の料理ではなく、台湾料理(地元の郷土料理)は辛さが売りというわけではなく、どちらかというと醤油、ニンニク、片栗粉を聞かせた甘いタレを上からかけた料理が多いです。

台湾では四川料理のお店も多いですが、棒棒鶏という名称でメニューに出されていた記憶はないです。

ただ、日本で言う棒棒鶏のような見た目(鶏肉を細切りにして、辛いタレを和えるもしくはゴマダレをかけた料理)は家庭でもポピュラーですので、別の名称でメニューに並んでいる可能性は大ですね!

ちなみに台湾で食べられる四川料理は中国大陸のものと比べて、油分と辛みが抑え気味です。また台湾では花山椒の量を抑えている気がします。

例えば真っ赤な【火鍋】でも中国大陸のものはシビれるような花山椒の味が特徴的ですが、このシビれるテイストがタイワニーズにはあまり好まれないらしく、シビれる代わりに唐辛子の辛さを利かせています。

ほとんどの火鍋店では辛さの調整が出来、オーダー時点で微辛~大辛まで指定できます。

私は辛いのがあまり得意ではないので、常に微辛~小辛あたりでオーダーしていました。

火鍋
鸳鸯锅

上記写真は鴛鴦鍋(ユエンヤングオ)と呼ばれるポピュラーな料理で、鍋の真ん中に曲がりくねった仕切りがあり

2種類の鍋を同時に味わえる優れものです。グループでレストランにきて、中には辛いものが食べられない人とかお子さんとかおりますので、そういった時に良いですね。煮ている間に辛いスープが白湯に飛び移って両方とも辛くなってしまうオチもあります、、、。



夏にうれしい冷拌麺

日本の棒棒鶏とよく似た中国内の料理は【冷拌鶏絲(リャンバンジースー)】でしょうか。

冷拌=(ひやした)、鶏絲=(鶏肉を細く切ったもの)。

ものすごくポピュラーな家庭で、作る人によってキュウリやその他野菜を入れたりします。

味付けはゴマダレ、もしくはお酢、ごま油、醤油を混ぜたタレを使用します。

他にも、夏によく屋台で売られている【冷麺】も似ていると思います。

日本でいう韓国風冷麺 ではなく、本場中国の冷麺は冷やしたちぢれ麺に細切りキュウリを添えてゴマダレとニンニク、パクチーをかけたシンプルな料理です。鶏肉は基本的には乗っていません。

ちなみにこちらの料理はニンニクがかなり効いていますので要注意です!

平日にランチで食べてしまった午後は会社で恐ろしいことになりそうですね!



※私がおすすめする中華料理の調味料

最近はお家時間がふえたことによりご家庭で食事をする機会が多いですね。

ご家庭でも手軽に中華料理を楽しめる万能な調味料をいくつかご紹介いたします。

≫味の素「Cook Do」中華調味料:時短で作れる定番中華の素。

≫創味食品 シャンタン ペーストタイプ 中華スープの素:万能調味料。これさえあれば中華風に。

≫高級中華スープの素 味覇ウェイパー:定番の中華スープの素。

≫沙茶醤(サーチャージャン):台湾料理に欠かせない調味料。しゃぶしゃぶのタレや炒め物に最適です!

≫永川 豆鼓 250g:中華料理に欠かせない隠し味。家庭料理から本場の味に1歩近づきます。

≫老干媽 ラー油:風味豊かな本場のラー油。餃子や炒め物に合わせてください。



その他以前紹介した中華料理のブログはこちらからご覧ください。

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